林業は森林を木材生産の為の単なる工場ではありません。もちろん、木材を売って収益を得る林業は太古の昔から山で暮らす人々の生活を経済林として営まれてきました。
それと同時に、森林は、生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、保健休養の場の提供などの極めて多くの多面的機能を有しており、環境林として私たちの生活と深くかかわっています。街は街、山は山と、別々のものではありません。
木を切って、植え、育る。太古の昔から生活してきた、人々と森林が共生してきた緑豊かな今も変わらない日本の伝統的な文化なのです。