日本の林業へようこそ
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以前は杉の伐期は40年ぐらいでした。今は長伐期になっていて70年ぐらいでと言われています。例えば40年生の杉の木は40年前に植えらたわけで、当地方に多い「やぶくぐり」という品種の杉を植えた。それを多少曲って育つ部分もあるがしなりがあるフレキシブルな材が取れるので根元の曲った部分は下駄に、まっすぐな部分は電柱に当時はなっていたのでそうなるだろうと植えられました。
40年前バンカラな学生はみんな下駄を履いていた。『三丁目の夕日』とか映画を見ていたると、寿司屋の兄ちゃんはやっぱり下駄を履いている。最近、時間があるときにデパートの前でしばらくの間見ていたが、下駄をはいている人は一人もいなかった。では、いつから履いていたのかというと、弁慶は履いていたわけであり、弁慶の頃からついこの間まで下駄を履いていたわけである。今は履かなくなったとみんなが笑うが、植えた時はそういう時代だった。東大出の祖父をもってしても、下駄が売れなくなるとは思いつかなかった。電柱もそうだが、今はすっかりコンクリートになってしまった。林業は外の産業とは違い気の長いサイクルの産業なのです。
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